ビジネスチャンスとSDGs①

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ビジネスを通じて食品ロスを減らしたい

国際的な社会課題のひとつとして「食品ロス」への関心が高まるなか、森六ケミカルズは、フィルムや包装資材を通じて、食品を新鮮な状態で生産地から運び、スーパーの売場で長く販売し、家庭でもムダなく食べきるという、収穫から消費までのライフサイクルを通じた食品ロス削減に貢献しています。その一例として、野菜?果物の鮮度を長期間保持できる食品鮮度保持フィルムを紹介します。

青果物の長期保存を可能にする包装用フィルムの取り扱いを開始

日本で1年間に出される食品廃棄物等は2,759万トン。そのうち、食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」は643万トン※1です。国民ひとり当たりに換算すると、毎日お茶腕約1杯分の食べものが捨てられていることになります。

こうした状況は日本に限ったことではなく、SDGs※2の17の目標のうち「12.つくる責任 つかう責任」のターゲットのひとつにも「2030年までに小売?消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産?サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。」が掲げられ、食品ロスの削減は国際的な重要課題となっています。

こうしたなか、森六ケミカルズは、食品鮮度保持フィルムを供給することで、社会課題の解決に貢献しています。食品鮮度保持フィルムとは、野菜や果物など青果物の呼吸を抑えて"冬眠状態"にすることで、おいしさや栄養はそのままに鮮度を長く保つフィルムです。

農林水産省および環境省「平成28年度推計」

SDGs(Sustainable Development Goals):2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」。貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会などについて、2030年までに達成すべき17の目標が掲げられた。

食品ロスの643万トンの内訳日本では平成28年度に、事業者から約352万トン、家庭から約291万トン、計約643万トンの食品ロスが発生したと推計されています。環境負荷を低減し、食品の持続可能な生産?消費を確保するために、国を挙げて食品ロス削減に取り組んでいます。

出典)環境省「食品ロスポータルサイト」より

グラフ:食品ロスの643万トンの内訳

個々の青果物で異なる条件にあわせ、最適な製品を実現する

食品鮮度保持フィルムには、目に見えない小さな穴がたくさん施されています。それによってフィルムは、酸素の透過量を調整しています。青果物が呼吸を続けるために必要な酸素を取り入れつつ、二酸化炭素を逃がすというしくみです。

包装する青果物の種類や重量、流通環境はそれぞれ異なるため、フィルムの穴の大きさや数を個々にきめ細かく設定しなければなりません。そこで森六ケミカルズは、お客様から条件をヒアリングし、メーカーと共同でサンプルを準備します。お客様がサンプルを使って輸送テストや保管テストなどを行った結果を収集し、ふたたびメーカーと協力して製品に改良を加え、性能を検証していきます。そして、お客様からゴーサインをいただいたのちに、袋への印刷や生産ロット調整などを進め、正規取引の開始へとつなげていきます。

たとえば、20フィートのコンテナでサツマイモ7トンを運んだ輸送テストでは、従来は3割程度が腐ってしまっていましたが、フィルムを利用したことで1割以下にとどまりました。それだけ食品ロスを減らせるというわけです。さらに輸送時だけでなく、売場や家庭でも長期にわたって新鮮さが続くため、収穫から消費までのライフサイクルを通じた食品ロス削減につながります。

野菜を"冬眠状態"にする鮮度保持フィルム青果物に関する豊富なデータをもとに、個々の流通条件に合わせて微孔の大きさと数をきめ細かく調整することで野菜や果物に最適な状態にコントロールし、青果物の"冬眠状態"をつくり出しています。

写真:野菜を"冬眠状態"にする鮮度保持フィルム

食品ロス削減にとどまらないさまざまなメリットを提供

森六ケミカルズが鮮度保持フィルムを通じて実現するのは、食品ロスを減らすことだけではありません。発泡スチロール容器から段ボール箱への切り替えによるゴミ削減のほか、軽量化?コンパクト化による運賃の低減、出荷効率の向上や出荷調整による安定供給など、生産地?野菜工場、卸売市場、スーパー?小売店、消費者それぞれにいくつものメリットをもたらします。

たとえば、鮮度保持の長期化によって出荷エリアが拡大できることもそのひとつ。地域の生産農家が森六ケミカルズとタッグを組み、鮮度保持フィルムを導入することでネット通販や海外展開を実現したケースもあります。とくに海外への輸出では、船で輸送されるうちにカビや腐敗が発生しやすいという課題がありましたが、鮮度保持フィルムを使うことで解決し、ブランド力や付加価値の向上に寄与しています。

現在、日本が誇る高品質の食材を海外で販売しようという動きが活発化しています。森六ケミカルズも海外現地法人を通じて各国市場のニーズを把握し、需要を掘り起こしていく考えです。これからも、食品ロスをはじめとするさまざまな社会課題の解決に資するビジネスの発掘と拡大に力を入れていきます。

食品鮮度保持フィルムのさまざまなメリット鮮度保持包装によって、とれたての青果物のおいしさと栄養を保ちながら消費者に届けることができます。流通過程での輸送コストや廃棄ロス削減につながるほか、家庭の冷蔵庫でも新鮮さを維持することができ、産地や販売店への信頼感向上とブランディングにも貢献します。

図:食品鮮度保持フィルムのさまざまなメリット

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