VWとのプロジェクト

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森六のビジネスを新たな高みへと導いた覚悟と挑戦

森六が初めて単独で海外進出したメキシコ。現地でのビジネス獲得に挑み、同国に巨大な組立工場をもつフォルクスワーゲン(VW)との取引開始にこぎつけました。土地、お客様、技術すべてが“初めて尽くし”という状況に戸惑い悩みながらも、関係者が一丸となって新たな道を切り拓いたプロジェクトに迫ります。

その挑戦は、メキシコで始まった

フォルクスワーゲングループにとって世界最大規模の車両組み立て工場のひとつが、メキシコのプエブラ工場です。「ジェッタ」や「ザ?ビートル」などを生産し、北米や南米、欧州に輸出してきました。2015年3月、このプエブラ工場に10億ドル(約1220億円)が投資されることが発表されました。人気モデルである「ティグアン」の次期モデル生産を担うためです。

「新しいティグアンの部品を供給できますか?」フォルクスワーゲンとのビジネスチャンスが巡ってきたのは、量産開始の2年前のこと。当時、森六は主要取引先の本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)以外のメーカーへの拡販をめざし、積極的かつ戦略的にメキシコへと単独進出したばかりであり、メキシコで実績のあるフォルクスワーゲンは、販売拡大先の有力な候補のひとつでした。このビジネスを受注できるか否かが現地での成功を左右するといっても過言ではありませんでした。

しかし森六はそれまで海外自動車メーカーとの取引実績もなく、どこから手をつけたら良いかも分からない状況でした。そこで、まずはEU(ドイツ)での自動車ビジネスにおける成功法を調査し、その分野に長けたコンサルタントから提案や商談に至るアプローチを学ぶところからスタートしました。知れば知るほど、すべてのプロセスが初めてのことばかり。一つずつ手探りで進めていく必要がありました。生半可な英会話力では「話せる人を連れてこい」と突き放される厳しさで、「絶対に無理だ」という社内の雰囲気が多数を占めましたが、それでもあきらめない一部のメンバーが、少しずつ周囲を巻き込んでいきました。見積もり提出の前段階として「開発監査」を受け、信頼できる部品メーカーであることを証明するために1年。そうかと思えば、わずかひと月のうちに、営業?設計?製品熟成?量産保証から納品まで、すべてのプロセスにおける品質保証を100ページの書類にまとめてプレゼンしたこともありました。受注に至るまではさらに1年を要しました。困難な課題の連続。しかしながら、「井の中の蛙」状態であった森六メンバーが将来に向けて大きく成長できる一歩であったことに間違いありません。

VWプロジェクトで受注推進リーダーを担った森本「メキシコという森六グループ未開の地で英語、ドイツ語、スペイン語が飛び交うなか、チームの皆が絶対受注!という信念を持ち、時間を惜しまず、苦労しながら一丸となって成功をめざしました。」

写真: VWプロジェクトで受注推進リーダーを担った森本

逆境を越えて、森六を証明する

ようやく受注できた森六でしたが、ふたをあけてみると驚きの連続でした。欧州市場をベースとするフォルクスワーゲンの品質や製品設計に対する思想は、日系メーカーと全く異なっていたからです。仕様、要求精度、材料?工法の選択理由など、多岐にわたる考え方のギャップを一つひとつ理解していくことから始まりました。

その最たるものが「エアベント(空気孔)」の成形法でした。森六がそれまで目にしたことのない技術が必要だったのです。フォルクスワーゲンのエアベントには自動化の進む欧州ならではの先進的な成形法が用いられており、金型もドイツでしか作製できない仕様でした。すでに国内の金型メーカーをアサインしていた森六でしたが、急きょ現地へ飛んで成型機および金型を確認し、ドイツからの購入を決断しました。そうして開発した部品はフォルクスワーゲンの厳しい検査に耐え、ついに導入の運びとなります。森六が積み上げてきたQCD(Quality?Cost?Delivery)が証明された瞬間でした。

キーアカウントマネージャーを担った太田「0から1を実現するのは思った以上に大変でしたが、その分、大きな『ブレイクスルー』が生まれた実感があります。」

写真:キーアカウントマネージャーを担った太田

森六に息づく未知なる領域への挑戦の心

これまで取引のないお客様、しかも外資の自動車メーカーから受注を獲得し、納入するまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。いわば皆が初心者であるため、正解がわからないなかで常に最適解を模索し、不安やリスクを抱えながら決断していかなければなりません。それでも乗り越えることができたのは、誰一人あきらめることなく「なにがなんでもお客様に納得いただけるよう、他社に負けない製品をつくり、森六の知名度を上げるんだ」という強い意志をもって行動したからだといえます。創業以来受け継がれている「挑戦のDNA」こそが、森六に飛躍をもたらすのです。こうして切り拓いた新しいビジネスを糧として森六グループはより高いステージへと進み、真のグローバル化をめざします。

森六テクノロジーメキシコのVWプロジェクトメンバーメキシコ現地法人のメンバーと力を合わせて、先進的な設計と高度な品質、安定的な量産体制を実現しました。

写真: 森六テクノロジーメキシコのVWプロジェクトメンバー

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